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愛石株式会社は、供養業界をイノベーションする石材店です。

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#大河ドラマ  #永代供養とは  #戒名の作り方  #宗教感から文化意識へ

供養の形
日本文化とパートナーシップ

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」

 このドラマでは、源頼朝による読経シーンが頻繁に見られました。『吾妻鏡』には、観音信仰に篤(あつ)い頼朝が、『法華経(ほけきょう)』の読誦(どくじゅ)を盛んに行っていた、という記述がありますので、『妙法蓮華経(みょうほうれんげきょう)』【通称:法華経】を主に読誦していたことが史実です。

 法華経は諸経の王と称され、最澄が開いた天台宗をはじめ、日本の在来仏教で最も重視されている経典です。全部で28品(ほん)から構成されていますが、特に「普門品第25」は、観音様の功徳が説かれることから別名『観音経』とも呼ばれ、独立した経典のように扱われるほどです。今も禅宗曹洞宗や日蓮宗などの布教により人々に親しまれ、「方便品第2」と「如来寿量品第16」などと共に熱心に読まれています。

永代供養とは

 「永代供養(えいたいくよう)とは、故人の家族が代替わりしても、子孫永代に供養のプロが、依頼人に変わってお彼岸やお盆に故人の供養回向を毎年行うことです。

 滋賀県大津市にある比叡山延暦寺を御存じでしょうか。有名な空海と最澄、その最澄が平安時代に開いた、天台宗の総本山です。京都御所の「北」の方角に比叡山延暦寺、その墓所が京都御所を守る菩提となったことは歴史に残る日本文化の1つです。その比叡山延暦寺が30年前に永代供養を行う久遠墓を作ったのが始まりとされています。

 様々な理由でお墓参りに行けない遺族の方に代わって、供養のプロ(寺院)が永代供養することが一般的でしたが、最近では子どものいない夫婦やジェンダー夫婦など、自分たちの最後の住処(お墓など)や、その後の供養を行ってくれる子孫がいないことから、供養のプロ(寺院)に任せるようになってきました。したがいまして誰かが最後の住処(お墓など)を継承する「墓参の義務」といった意識を持つ必要はありません。永代供養墓は従来の墓地と墓石の準備がいらないため、お墓の費用を抑えたい方にもニーズが広がりました。

 永代供養には2種類あり、御遺骨を返して貰える施設と、御遺骨を返して貰えない施設がありますので、注意が必要です。

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供養のサブスク


戒名(法名)の作り方

 戒名は自分で作れます。戒名を自作する場合の注意点と参考例をお伝えいたします。戒名(法名)は、基本的に僧侶に依頼してつけて貰うという慣習が見受けられますが、実は自分で作ることが出来ます。

 「戒名が高い」というイメージは、院号など本山より授与して頂いた場合に費用が高額であることもあるでしょう。基本的には菩提寺が行う受戒の儀式の費用であり、お葬式などで戒名を付けてもらい葬儀の時に受戒の儀をします。生前で受戒の義を終えられている方は戒名を頂いているので、受戒の儀は省略されます。

 このことから「僧侶でないと駄目なのかも」という不安がよぎるものです。僧侶は戒名(法名)の作り方を勉強されています。自由につけられるというわけではなく、ルールにがあります。簡単に言えば、「悪」や「魔」、「病」、「死」などは付けないという事です。つまり自分で戒名を考えたいという方も最近では多く聞かれますが、知識さえあれば自分で作ることが出来、自分で作る事を肯定する僧侶は今や少なくありません。

 戒名は、AB(道号)、CD(戒名)、EF(位号)の3つで構成されます。
 法名は、釈 GH(法名)で構成されます。

※ 共に院号(いんごう)を前に付けることがあります。院号は仏教に深く帰依したという証でもあるため、本来は、菩提寺が本山にお願いし授けて頂くので、信心をもって功徳を積み、菩提寺に貢献されていた場合に付けて頂くことが出来ます。ただ、自分で考えて付けたらいけない理由はありません。

 道号のABは、故人の生きてきた様、故人の性格や人柄、生前の趣味や仕事など特徴が分かるように2文字で作ります。山登りが好きな方でしたら「岳」や「登」、筋道、人情に厚く生きた方でしたら「忠」や「義」、人生を一気に駆け上った方でしたら「龍」や「功」、悪口を言わない人でしたら「優」や「清」など利用されることがあります。

 戒名のCDには、宗教によって決めていることもあります。例えば、日蓮宗なら、戒名の1文字目には「日」が来ると決まっています。浄土宗でも、2文字目に「誉」あるいは「浄」などあります。真言宗なら「真」、尊敬する人から1文字とる、或いは御仏や経典から1字とる場合もあります。例えば、浄土三部経なら「慈」、般若心経なら「照」などあります。もう1字は、故人の俗名から1字取って付けます。

 位号は、戒名の位を示すためのものです。成人男性の場合は信士・居士がよくつけられます。成人女性の場合は信女・大姉がよくつけられます。成人男性に院信士・院居士、成人女性に院信女・院大姉など付けることがありますが、スポーツで全国大会優勝したとか、首席で卒業した、MBAを取得したなど、位が高いと僧侶が認めた、或いは世間一般的に認められた時には、付けることがあります。未成年の場合、年齢によって位号が決まります。3歳位までの場合は嬰子・嬰女、5歳位までで孩子・孩女、15歳位までで童子・童女がつけられるのが一般的です。

 法名は、僧侶によって様々です。1字は、故人の俗名から1字取って付けることが多いです。もう1字は、ます。故人の生きてきた様が分かるように1字付けることもあれば、信心ある人には信、蓮如上人から如を頂くなど、あります。


宗教感(宗教へのこだわり)から文化意識へ

 外国人旅行者は神社仏閣が大好きです。そして座禅などを体験したりします。禅宗は「南無釈迦牟尼仏」として、皆、仏の子であり釈迦と同じ人間であることから釈迦に帰依する信心です。では欧米の方でしたらキリスト教かもしれません。中国の方は三国志の関羽を神様として崇める宗教だったり、ベトナムは禅宗なのに阿弥陀如来を崇めていたりと、世界で宗教は多様です。

 タイの僧侶が教会の中で写真撮影したり、牧師さんがヒンズー寺院で体験したり、日本人や韓国人は無宗教の方が多いのですが、皆、死んで地獄より極楽、天国が良いと思っています。墓参りや、地獄がといって地獄に落ちたくないと言ったり、つまり宗教にこだわりを持つのではなく、神様も仏様も両方信じて良く、1つにしないといけない決まりはなく、日本文化として、沢山の人から親しまれる機会を持つことだと思います。

 そこで、例えば異国の地の方の御遺骨が、母国に帰るまで、日本文化とパートナーシップの関係となって国際的に神仏習合する形があってもよいのではないでしょうか。それが愛石株式会社の目指す供養の形です。日本が元より神仏習合です。日本人は無宗教者といえど案外、正月には初詣に行きます。お寺に観光すれば手を合わせます。つまり諸外国の方を案内したり教えてあげたり出来ることは、十分「Sintoist(神道者)やBuddest(仏教者)」なのです。両親や祖父母、社会により慣習として受け継いでいることが日本文化なのです。特に宗教にこだわりが無いことは、問題になりません。

 グリーバル社会の一員である日本人が注意すべきは「ATHEIST(無神論者)」です。この言葉は、「謙虚さ」ではなく、世界では「神仏を否定する強い言葉」ですので、対人関係にひずみが生じたり、怒らせてしまい衝突することがあります。日本人としては、1つの宗教にこだわりを持っていない事と、神仏を否定する事は違うと考えるものです。難しい話ですが「Religion(宗教)」「Religious(信心深い)」を遣い「特定の宗教を持っていない」或いは「あまり信心深くない」と表現することが望ましいでしょう。したがいまして現代の供養の形とは日本文化という慣習がジェンダーカップルや国際結婚など、いかに平等であるかを知ってもらう機会を繋げていくこと、宗教というハードルをあげることなく多様性を大切にしていくことが、グローバル社会に参加する寛容性なのです。


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